“さんつう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三通66.7%
惨痛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文字(もじ)はやがて耳(みゝ)の側(わき)に恐(おそ)ろしき聲(こゑ)もて咡(さゝや)くぞかし、一通(いつゝう)は手(て)もとふるへて卷收(まきをさ)めぬ、二通(につう)も同(おな)じく三通(さんつう)四通(しつう)五六通(ごろくつう)よりは少(すこ)し顏(かほ)の色(いろ)かはりて見(み)えしが、八(はつ)、九(く)、十通(じつゝう)、十二通(じふにつう)
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
一通は手もとふるへて巻納(まきおさ)めぬ、二通も同じく、三通(さんつう)四通(しつう)五六通(ごろくつう)より少し顔の色かはりて見えしが、八九十通(はちくじつゝう)十二通(じうにつう)、開らきては読み、よみては開(ひ)らく、文字(もんじ)は目に入(い)らぬか、入りても得(え)よまぬか。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
もうかれとても自家(おのれ)の運命の末がそろそろ恐(こわ)くなって来たに違いない。およそ自分の運命の末を恐がるその恐れほど惨痛(さんつう)のものがあろうか。
まぼろし (新字新仮名) / 国木田独歩(著)