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三通
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みとほ
ふりがな文庫
“
三通
(
みとほ
)” の例文
浅草
(
あさくさ
)
といふ言葉は複雑である。たとへば
芝
(
しば
)
とか
麻布
(
あざぶ
)
とかいふ言葉は一つの観念を与へるのに過ぎない。しかし浅草といふ言葉は少くとも僕には
三通
(
みとほ
)
りの観念を与へる言葉である。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そして
天皇
(
てんのう
)
の
御陵
(
ごりよう
)
などにこの
四角
(
しかく
)
の
形
(
かたち
)
のお
墓
(
はか
)
が
造
(
つく
)
られるようになりました。それですから
日本
(
につぽん
)
の
古
(
ふる
)
い
墓
(
はか
)
の
形
(
かたち
)
は、まづ
圓
(
まる
)
いのと
四角
(
しかく
)
なのと、
前方後圓
(
ぜんぽうこうえん
)
なのとの
三通
(
みとほ
)
りといふことが
出來
(
でき
)
ます。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
全體
(
ぜんたい
)
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
人
(
ひと
)
の、
道
(
みち
)
とか
宗教
(
しうけう
)
とか
云
(
い
)
ふものに
對
(
たい
)
する
態度
(
たいど
)
に
三通
(
みとほ
)
りある。
自分
(
じぶん
)
の
職業
(
しよくげふ
)
に
氣
(
き
)
を
取
(
と
)
られて、
唯
(
たゞ
)
營々役々
(
えい/\えき/\
)
と
年月
(
としつき
)
を
送
(
おく
)
つてゐる
人
(
ひと
)
は、
道
(
みち
)
と
云
(
い
)
ふものを
顧
(
かへり
)
みない。これは
讀書人
(
どくしよじん
)
でも
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
である。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“三通”の解説
三通(さんつう)とは、中華人民共和国(中国大陸)と中華民国(台湾)の「通商」「通航」「通郵」を示す言葉。中華人民共和国より台湾に対し両地域交流のモデルとして提案したが、当時の中華民国は中国大陸に対して「不接触」「不談判」「不妥協」の三不政策を実施し、提案に応じなかった。
しかし、2008年末、双方の合意により一部を除き三通を認めることとなった。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方