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むごん
ふりがな文庫
“むごん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ムゴン
語句
割合
無言
98.0%
无言
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無言
(逆引き)
皈
(
かへ
)
りの
遲
(
おそ
)
きを
母
(
はゝ
)
の
親
(
おや
)
案
(
あん
)
して
尋
(
たづ
)
ねに
來
(
き
)
てくれたをば
時機
(
しほ
)
に
家
(
うち
)
へは
戻
(
もど
)
つたれど、
母
(
はゝ
)
も
物
(
もの
)
いはず
父親
(
てゝおや
)
も
無言
(
むごん
)
に、
誰
(
た
)
れ
一人
(
ひとり
)
私
(
わたし
)
をば
叱
(
しか
)
る
物
(
もの
)
もなく
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
麥色の
薔薇
(
ばら
)
の花、
括
(
くくり
)
の弛んだ重い
小束
(
こたば
)
の麥色の
薔薇
(
ばら
)
の花、
柔
(
やはらか
)
くなりさうでもあり、
硬
(
かた
)
くもなりたさうである、
僞善
(
ぎぜん
)
の花よ、
無言
(
むごん
)
の花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
むごん(無言)の例文をもっと
(49作品)
見る
无言
(逆引き)
これはもし行者にことばをかけ、行者あやまつてことばをいだせば行
破
(
やぶ
)
れたるゆゑ、はじめより
行
(
ぎやう
)
をしなほすゆゑ也。又
无言
(
むごん
)
の行はせざるもあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
このゆゑに此
束
(
たば
)
ねたる
稿
(
わら
)
は
帯
(
おび
)
にはさみてはなたず。また
行
(
ぎやう
)
の中は
无言
(
むごん
)
にて
一言
(
ひとこと
)
もいはず、又母のほか妻たりとも女の手より物をとらず、
精進潔斎
(
しやうじんけつさい
)
は
勿論
(
もちろん
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
かゝる僧なれば
年毎
(
としごと
)
に
寒念仏
(
かんねんぶつ
)
の
行
(
ぎやう
)
をつとめ、
无言
(
むごん
)
はせざるゆゑ
夜毎
(
よごと
)
に念仏して
鉦
(
かね
)
打
(
うち
)
ならし、ものにまゐりしかへるさ二夜に一度はかの
橋
(
はし
)
に立て年頃おぼれしゝたる者の
回向
(
ゑかう
)
をなししに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
むごん(无言)の例文をもっと
(1作品)
見る
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