“ふうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諷刺61.6%
夫子32.6%
諷示2.3%
封紙1.2%
風姿1.2%
馮氏1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木部がその言葉に骨を刺すような諷刺ふうしを見いだしかねているのを見ると、葉子は白くそろった美しい歯を見せて声を出して笑った。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
予これを忖度そんたくす〉とは夫子ふうしいいなり、我は自分でっておきながら、何の訳とも分らなんだに夫子よくこれを言いてたとめたので
電報の封紙ふうしたちまち大原にひらかれたり
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
れが月光げつくわうさへぎつてもみ木陰こかげいちじるしくつて、うごかすたびに一せいにがさがさとりながらなみごとうごいて彼等かれら風姿ふうしへてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
号を仲氏ちゅうしと立て、台省官府だいしょうかんぷの制を布き、龍鳳のれんにのって南北の郊を祭り、馮氏ふうしのむすめを皇后とし、後宮の美姫数百人にはみな綺羅錦繍きらきんしゅうよそおわせ、嫡子をたてて東宮と僭称せんしょうした。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)