“ふうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
封事50.0%
諷示50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永観元年の改元のみことのり、同二年、封事ふうじたてまつらしめらるるの詔を草したのをはじめとして、二十篇ばかりの文、往生極楽記などを遺したに過ぎないで終ったが、当時の人の心界に対して投げた此人の影は
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
母も嫂もそういう心持になって居るから、民子に対する仕向けは、政夫のことを思うて居ても到底駄目であると遠廻しに諷示ふうじして居た。
野菊の墓 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)