“あてこすり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
当擦25.0%
諷刺25.0%
諷示12.5%
中傷12.5%
12.5%
譏謔12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当擦あてこすりを言ったりして、己を馬鹿にしやがるのだ。
早い話が、女房かない諷刺あてこすりにしても、手短てみじかな奴にはちよい/\飛び上る程痛いのがある。
その時でもそんな風なことをして居れば、如何にも暇さうで、店が不景気に見えるからいけないのだと言つた。私は伯父の一喝よりも、お雪伯母の諷示あてこすりを恐れた。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
お雪伯母は伯父の様に頭から叱りつけることをしなかつたが、その代り遠𢌞しに諷示あてこすりを言つた。
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
もっとも陰口中傷あてこすりは概して解かれぬままに鵜呑うのみとなれど、つるべ放つ攻城砲のみはいかに超然たるお豊も当たりかねて、恋しき人のうちならずばとくにも逃げいだしつべく思えるなり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
彼は明かに一族中の曾呂利で、婦人たちに向つて人のわるい冗談やあてこすりを盛に投げつけ昔からの話の種をむしかへして、いつまでも皆のものを可笑しがらせた。
お徳はどうかすると譏謔あてこすりを言い兼ないがお源さんにそんなことでもすると大変よ、反対あべこべ物言ものいいを附けられてどんな目にうかも知れんよ、私はあの亭主の磯が気味が悪くって成らんのよ。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)