“ちゅうしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中傷37.5%
仲翔25.0%
中生12.5%
仲璋12.5%
忠章12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
王給諌は王侍御の河南道を監督していることをみきらって、中傷ちゅうしょうしようとした。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
会稽郡かいけいぐん余姚よようの人、虞翻ぐほんあざな仲翔ちゅうしょうであった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上品上生の人は上品上生の位において成仏させる。上品中生ちゅうしょうの人はその位において成仏させる。上品下生の人はその位において成仏させる。中品ちゅうぼん上生の人はその位において成仏させる。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
「わたくしの夫は、劉孔才こうさいの次男で、名はようあざな仲璋ちゅうしょうと申しました」と、女は答えた。「さきごろ罪があって遠方へ流されまして、それぎり戻って参りません」
同行者は松本甲子蔵きねぞうであった。甲子蔵は後に忠章ちゅうしょうと改称した。父を庄兵衛しょうべえといって、もと比良野貞固さだかたの父文蔵の若党であった。文蔵はその樸直ぼくちょくなのを愛して、津軽家にすすめて足軽あしがるにしてもらった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)