“ちゆうしやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中傷50.0%
忠上50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
某は心中ふか立腹りつぷくして、ほかの事にかこつけて雲飛を中傷ちゆうしやうつひとらへてごくとうじたそして人を以てひそか雲飛うんぴつまに、じつは石がほしいばかりといふ内意ないゝつたへさした。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
わたくしは浜野知三郎さんにたゞして、ほゞ此人の事をつまびらかにすることを得た。森島氏は樸忠五世の祖忠上ちゆうしやうの時阿部正次に仕へた。忠上は延宝八年に歿した。高祖を忠久と曰ふ。元禄十七年に歿した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)