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ひきかゝ
語句 | 割合 |
引掛 | 40.0% |
引抱 | 20.0% |
引罹 | 20.0% |
引懸 | 20.0% |
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誠にありがたがるくらゐでは
足りないのである。
火は、
亞鉛板が
吹つ
飛んで、
送電線に
引掛つてるのが、
風ですれて、
線の
外被を
切つたために
發したので。
開よ/\と制しけるゆゑ人々
動搖めき合て
片寄んとする時彼の文右衞門が女房お政は
具足櫃を
脊負差替の大小等を
引抱へし事なれば女の力にては人を
偖又寶珠花屋八五郎は浪人夫婦の後を見送りアヽ今の若夫婦は
惡い
駕籠舁共に
引罹りとんだ目に
逢ならん我等があれ
程氣を
付て
遣るに若い
人達と云ふものは仕方がない後先の
勘辨もなく
困りしものなりと申けるに下男の
彌助も氣の
毒面に
然やうさ惡い奴に
引罹りましたが夫ならとて知らせる
譯には參らず實に氣の毒な事で御座ると申を
又々
博奕に
引懸り肥前屋小兵衞方にて貰ひし
彼六兩は殘らず
負て仕舞元の通りの
手振となりけれ共
綿入羽織ばかりは殘り有事故種々
思案なし此上は如何共
詮方なければ元へ立歸るより外なしと本町二丁目なる
肥前屋小兵衞の方へ行御
免下されと店へ
上るゆゑ番頭大に
困り
折角の御出に候へども主人小兵衞儀は