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ひっかか
ふりがな文庫
“ひっかか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引抱
40.0%
引掛
30.0%
引懸
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引抱
(逆引き)
と天幕に入ると、提げて出た、卓子を
引抱
(
ひっかか
)
えたようなものではない、千
仭
(
じん
)
の重さに堪えない
体
(
てい
)
に、大革鞄を持った胸が、
吐呼吸
(
といき
)
を浪に
吐
(
つ
)
く。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひっかか(引抱)の例文をもっと
(16作品)
見る
引掛
(逆引き)
どうしたんだって聞くと、裏の
家
(
うち
)
へ背戸口から入った炭屋の
穿
(
はき
)
かえたのが、雪が解けて、
引掛
(
ひっかか
)
ったんじゃあない……乗ってるんだって——
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひっかか(引掛)の例文をもっと
(12作品)
見る
引懸
(逆引き)
「娘の髪が余りキチンとしていますぜ。
些
(
ちっ
)
とも乱れていませんが、能く蘆の間で
引懸
(
ひっかか
)
らなかッたもので」
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
ひっかか(引懸)の例文をもっと
(12作品)
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