“なんざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ナンザン
語句割合
南山76.9%
難産15.4%
難山7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淵明だって年(ねん)が年中(ねんじゅう)南山(なんざん)を見詰めていたのでもあるまいし、王維も好んで竹藪(たけやぶ)の中に蚊帳(かや)を釣らずに寝た男でもなかろう。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
といひかけて笑(わら)ひ消(け)す詞(ことば)何(なに)としらねどお施(ほどこ)しとはお情深(なさけぶか)い事(こと)さぞかし可哀(かあい)さうのも御座(ござ)いませうと思(おも)ふことあれば察(さつ)しも深(ふか)し花子(はなこ)煙草(たばこ)は嫌(きら)ひと聞(きゝ)しが傍(かたはら)の煙管(きせる)とりあげて一服(いつぷく)あわたゞしく押(おし)やりつそれはもうさま/″\ツイ二日計前(ふつかばかりまへ)のこと極貧(ごくひん)の裏屋(うらや)の者(もの)が難産(なんざん)に苦(くるし)みまして兄(あに)の手術(しゆじゆつ)に母子(ふたり)とも安全(あんぜん)では
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
成程(なるほど)、此處(こゝ)から大佐等(たいさら)の住(すま)へる海岸(かいがん)の家(いへ)までは三十里(り)以上(いじやう)、飛(と)ぶ鳥(とり)でもなければ通(かよ)はれぬ此(この)難山(なんざん)を、如何(いか)にして目下(もつか)の急難(きふなん)を報知(ほうち)するかと審(いぶか)るのであらう。