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たしゆつ
ふりがな文庫
“たしゆつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
他出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他出
(逆引き)
上
(
あげ
)
私し儀日頃より右平兵衞とは兄弟同樣に仕つる者に候へば
然樣
(
さやう
)
の儀は
毛頭
(
もうとう
)
覺
(
おぼ
)
え御座なく
殊
(
こと
)
に其節は私し事
他出
(
たしゆつ
)
いたし八九日外に
逗留
(
とうりう
)
仕つり
居
(
をり
)
歸宅
(
きたく
)
致せし
機
(
をり
)
其事柄を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蛇
(
へび
)
は
暫
(
しばら
)
く
凝然
(
ぢつ
)
として
居
(
ゐ
)
て
極
(
きは
)
めて
徐
(
おもむ
)
ろに
棺臺
(
くわんだい
)
の
下
(
した
)
に
隱
(
かく
)
れた。
卯平
(
うへい
)
の
顏
(
かほ
)
は
黄昏
(
たそがれ
)
の
光
(
ひかり
)
に
蒼
(
あを
)
かつた。
彼
(
かれ
)
はそれから
他出
(
たしゆつ
)
することも
稀
(
まれ
)
になつた。
恢復
(
くわいふく
)
しかけた
病後
(
びやうご
)
の
疲勞
(
ひらう
)
が
夜
(
よる
)
は
粘
(
ねば
)
るやうな
汗
(
あせ
)
を
分泌
(
ぶんぴ
)
させた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
極
(
きは
)
めて
引居
(
ひきす
)
ゑられたる其
折柄
(
をりから
)
越前守殿一通り忠兵衞が妻のお富へ尋ねの有りし
上
(
うへ
)
相方
(
さうはう
)
の申立
方
(
かた
)
相違
(
さうゐ
)
に依て對決申渡す長庵も
毛頭
(
もうとう
)
他出
(
たしゆつ
)
は致さぬとの
趣
(
おもむ
)
きなり忠兵衞に於ては胡亂なる儀申立ては
相濟
(
あひすま
)
んぞ心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一
幸手宿
(
さつてじゆく
)
富右衞門
儀
(
ぎ
)
商用
(
しやうよう
)
に付六月廿七日晝八ツ時
頃
(
ごろ
)
私し方へ參り一
宿
(
しゆく
)
仕
(
つかま
)
つり候處商用
掛合
(
かけあひ
)
不相分
(
あひわからず
)
猶
(
なほ
)
又廿八日も
逗留
(
とうりう
)
仕つり候廿七日より
晝夜
(
ちうや
)
共
他出
(
たしゆつ
)
不仕私し方に
逗留
(
とうりう
)
仕居り廿九日
巳刻過
(
よつどきすぎ
)
出立
(
しゆつたつ
)
致し候此段
相違
(
さうゐ
)
無御座候依て御
受書
(
うけしよ
)
如斯御座候以上
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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(2作品)
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