“そとで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
外出94.4%
他出3.7%
外手1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
独身で暮すやもおに似ず、ごく内気でございますから、外出そとでも致さず閉籠とじこもり、鬱々うつ/\書見しょけんのみして居りますところへ、或日あるひ志丈が尋ねて参り
「私ども始めはおめしたのです。しかし閣下は他出そとでされる約束があって、その日の三時にはごらんになれないのです。それでいてというお話ですし、一方例の用意もありまして大丈夫だと思ったのです」
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
西田は細君さいくんに対し、外手そとで町に家のあったこと、本所ほんじょしてからの業務ぎょうむ方法ほうほう、そのほかここの家賃やちんのとどこおりまで弁済べんさいしてあげるということまで話して、細君をなぐさめた。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)