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ぜんぜん
ふりがな文庫
“ぜんぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
漸々
58.3%
全然
22.9%
冉々
6.3%
前々
4.2%
蠕々
4.2%
全々
2.1%
喘々
2.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漸々
(逆引き)
しかし吾人が客観的描写に興味を有してくると、
漸々
(
ぜんぜん
)
この散漫と滅裂と神秘を妙に思わないような時機が到着しはせまいかと思われます。
創作家の態度
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぜんぜん(漸々)の例文をもっと
(28作品)
見る
全然
(逆引き)
多少
(
たせう
)
はヒステリーの
所爲
(
せゐ
)
かとも
思
(
おも
)
つたが、
全然
(
ぜんぜん
)
さうとも
決
(
けつ
)
しかねて、しばらく
茫然
(
ぼんやり
)
してゐた。すると
御米
(
およね
)
が
思
(
おも
)
ひ
詰
(
つ
)
めた
調子
(
てうし
)
で
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぜんぜん(全然)の例文をもっと
(11作品)
見る
冉々
(逆引き)
成敗
(
せいはい
)
を度外において、白雲の自然に
岫
(
しゅう
)
を出でて
冉々
(
ぜんぜん
)
たるごとき心持ちで一局を了してこそ、
個中
(
こちゅう
)
の
味
(
あじわい
)
はわかるものだよ
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぜんぜん(冉々)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
前々
(逆引き)
主人の家内の
姪
(
めひ
)
に当ります者が、内に引取つて御座いまして、これを私に
妻
(
めあは
)
せやうと云ふ
意衷
(
つもり
)
で、
前々
(
ぜんぜん
)
からその話は有りましたので御座いますが、どうも私は気が向きませんもので
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ぜんぜん(前々)の例文をもっと
(2作品)
見る
蠕々
(逆引き)
白鞭を以て地を築いて
竅
(
あな
)
と成す、虫を中に置き、その上に
沃盥
(
よくかん
)
す、
少頃
(
しばし
)
虫
蠕々
(
ぜんぜん
)
長きがごとし、
竅中
(
きょうちゅう
)
泉湧き、
倏忽
(
しゅっこつ
)
自ずから
盤
(
わだかま
)
る、一席のごとく黒気あり香煙のごとし、ただちに
簷外
(
えんがい
)
に出で
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ぜんぜん(蠕々)の例文をもっと
(2作品)
見る
全々
(逆引き)
そうか……ううん、こちらにもいない……本当にいないんだ、
全々
(
ぜんぜん
)
来ないそうだ、途中で?……むろん、逢わなかったさ……うん大変だよ、よしよし、ありがとう……。
白妖
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
ぜんぜん(全々)の例文をもっと
(1作品)
見る
喘々
(逆引き)
幸か不幸か、
待乳
(
まつち
)
の多市は、お十夜の妖刀に二ヵ所の傷を負わされながら、川長の者に救われてここに療治をうけ、今なお気息
喘々
(
ぜんぜん
)
と
苦患
(
くげん
)
の枕に
昏睡
(
こんすい
)
している。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぜんぜん(喘々)の例文をもっと
(1作品)
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