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冉々
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ぜんぜん
ふりがな文庫
“
冉々
(
ぜんぜん
)” の例文
いわゆるニルヤ
照
(
て
)
りがありカナヤ
望月
(
もちづき
)
が、
冉々
(
ぜんぜん
)
として東の水平を離れて行くのを見て、その行く先になお一つのより
貴
(
とうと
)
い霊地の有ることを認め
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
成敗
(
せいはい
)
を度外において、白雲の自然に
岫
(
しゅう
)
を出でて
冉々
(
ぜんぜん
)
たるごとき心持ちで一局を了してこそ、
個中
(
こちゅう
)
の
味
(
あじわい
)
はわかるものだよ
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
翌日細君が
柩
(
ひつぎ
)
にとりすがって泣いていると、朱が
冉々
(
ぜんぜん
)
として外から入って来た。細君は懼れた。朱は言った。
陸判
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
冉
漢検1級
部首:⼌
5画
々
3画
“冉”で始まる語句
冉有
冉求
冉伯牛
冉
冉従長