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蠕々
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ぜんぜん
ふりがな文庫
“
蠕々
(
ぜんぜん
)” の例文
宋の
龐元英
(
ほうげんえい
)
の『談藪』に、
筠
(
いん
)
州の五峯に至りし人、〈馬上遥かに山中の草木
蠕々
(
ぜんぜん
)
とし動くを見る、疑いて地震と為す、
馭者
(
ぎょしゃ
)
いう、満山皆猴なり、
数
(
かず
)
千万を以て計る、行人独り過ぐれば
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
白鞭を以て地を築いて
竅
(
あな
)
と成す、虫を中に置き、その上に
沃盥
(
よくかん
)
す、
少頃
(
しばし
)
虫
蠕々
(
ぜんぜん
)
長きがごとし、
竅中
(
きょうちゅう
)
泉湧き、
倏忽
(
しゅっこつ
)
自ずから
盤
(
わだかま
)
る、一席のごとく黒気あり香煙のごとし、ただちに
簷外
(
えんがい
)
に出で
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蠕
漢検1級
部首:⾍
20画
々
3画
“蠕々”で始まる語句
蠕々然