“せいと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生徒65.6%
星斗11.5%
成都9.8%
征途6.6%
聖徒4.9%
西都1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、毎日まいにち先生せんせい生徒せいとたちが、はだしで、バケツにみずをくんで、はこんだりしました。
学校の桜の木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
生徒せいとたちがそとおおさわぎのなかで、ねっしんに講義こうぎをきいてくれたことが、うれしかったのです。
雨と雪と月光とまた爛々たる星斗せいとの光によりてたださへ淋しき夜景に一層の閑寂かんじゃくを添へしむるは広重の最も得意とする処なり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
時これ十二月かんの土用に際して、萬物ばんぶつ結目むすびめちゞまりすくみ、夜天やてん星斗せいと闌干らんかんたれど、
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
第十一子椿ちんを封じてしょく王とし、成都せいとき、第十二子はくしょう王とし、荊州府けいしゅうふに居き
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これは余談よだんわたるが、彼れ醤は、日本軍のため、重慶じゅうけいを追われ、成都せいとにいられなくなり、昆明こんめいではクーデターが起り
長浜では馬上で血を吐いた例がある。北陸の征途せいとでもよく病んでいた。中国役の二度目の出立の折には、
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから、合宿で、恒例こうれいのテキにカツを食い、一杯いっぱいの冷酒に征途せいとをことほいだ後、晴れのブレザァコオトもうれしく、ほてるような気持で、旅立ったのです。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
わたしは生きた人で、こんなしずかな落ち着いた様子の人を見たことがなかった。まるで村のお寺の聖徒せいとぞうのようであった。
私の死ぬときが來たら、いかにも聖徒せいとらしく落着き拂つて私を神さまへおまかせして了ふだらう。
今、柳営の春は和光わこうにみち、天下はなぎのごとく治まっていると思いのほか、いつか西都せいとに皇学の義が盛んに唱えられ、公卿くげと西国大名の間に、恐るべき叛逆はんぎゃくの密謀が着々として進んでいるというのは、なんとしても彼だけには、不審であった。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)