“セイント”の漢字の書き方と例文
ひらがな:せいんと
語句割合
聖徒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は又ゆめに得た心臓の鼓動を、めたあとつたへる事が屡あつた。そんな場合には聖徒セイントの如く、むねに手をてゝ、けたまゝ、じつと天井を見詰めてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼は又夢に得た心臓の鼓動を、覚めた後まで持ち伝える事がしばしばあった。そんな場合には聖徒セイントの如く、胸に手を当てて、眼を開けたまま、じっと天井を見詰めていた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)