“ごじようだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御冗談50.0%
御串戲12.5%
御串談12.5%
御戯談12.5%
御虚談12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えへゝゝ御冗談ごじようだんばかり、おからかひは恐入おそれいります、えゝ始めまして……(丁寧ていねい辞儀じぎをして)手前てまへ当家たうけ主人あるじ五左衛門ござゑもんまういたつて武骨ぶこつもので、何卒どうか拝顔はいがんたく心得こゝろえりましたが
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
はあ、御串戲ごじようだんをなさりますな、貴下あなたからお酒錢さかてなんぞ、うして餘分よぶん御祝儀ごしうぎねえさんたちにいたゞいてります。格別かくべつをつけてお供申ともまをせとことで。
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
遠方ゑんほう左遷させんことまり今日けふ御風聽ごふいてうながらの御告別いとまごひなりとわけもなくいへばおたみあきれて、御串談ごじようだんをおつしやりますな
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
御戯談ごじようだんでせう」——これを「さうお思ひになりますか」
舞台の言葉 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
寢たるまゝにて微笑ほゝゑみながら此處だ/\拙者の股間またぐらに居と申ければ大勢一同に御客樣御虚談ごじようだんばかりと笑ひ出せしかばいや虚談じようだんではなし全く拙者が股間に引挾ひつぱさんで居る然れ共拙者がつれは見えぬ故先此奴こやつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)