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武骨
ふりがな文庫
“武骨”の読み方と例文
読み方
割合
ぶこつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶこつ
(逆引き)
そのよく太った肩の向うに、ハンドルに掛けた両手が、チロチロと動いているのだが、
武骨
(
ぶこつ
)
な手先に似合わしからぬ上等の手袋が
被
(
かぶ
)
さっている。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ばかに長い刀をさしているせいか、
武骨
(
ぶこつ
)
で豪放に見えるのだが、人物も、武骨で豪放なのだろう。
精悍
(
せいかん
)
な
相貌
(
そうぼう
)
をしている。顔ぜんたい、大あばただ。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
何処やら
武骨
(
ぶこつ
)
な点もあって、真面目な時は頗る
厳格
(
げんかく
)
沈欝
(
ちんうつ
)
な、一寸
畏
(
おそ
)
ろしい様な人であったが、子供の眼からも親切な、笑えば愛嬌の多い先生だった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
武骨(ぶこつ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“武骨”の意味
《名詞》
礼儀や作法を知らないこと。
ごつごつしていること。やぼなこと。
(出典:Wiktionary)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
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武骨者
武骨物
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宮武外骨
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