“宮武外骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みやたけがいこつ75.0%
みやたけぐわいこつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治四十一年に帰朝した当時浮世絵を鑑賞する人はなお稀であった。小島烏水こじまうすい氏はたしか米国におられたので、日本では宮武外骨みやたけがいこつ氏を以てこの道の先知者となすべきであろう。
正宗谷崎両氏の批評に答う (新字新仮名) / 永井荷風(著)
官営芸術の虚妄なるに対抗し、真正しんせい自由なる芸術の勝利を立証したるものならずや。宮武外骨みやたけがいこつ氏の『筆禍史ひっかし』はつぶさにその事跡を考証叙述して余すなし。余またここに多くいふの要あるを見ず。
浮世絵の鑑賞 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
たとへば宮武外骨みやたけぐわいこつ氏の山東京伝さんとうきやうでんを読んで見るがい。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)