“ごしようち”の漢字の書き方と例文
語句割合
御承知100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたしの申上まをしあげること合点がてんなさりたくば、まづ、ひとつかういふこと御承知ごしようちねがひたい。しろ頭巾づきんあたまつゝんで、かた木札きふだをかた、かた、いはせるやつめで御座ござるぞ。かほいまどんなだからぬ。
さへぎりそれでは御存ごぞんじのきならん父御てゝごさまとあにとのなかにおはな成立なりたつておまへさまさへ御承知ごしようちならば明日あすにも眞實しんじつ姉樣あねさまいやか/\おいやならばおいやでよしと薄氣味うすきみわろきやさしげのこゑうそまことあまりといへばあまりのこと
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
うもみなさん遠方ゑんぽうところ誠に有難ありがたぞんじました、本来ほんらいならば強飯おこはかおすしでもげなければならないんですが、御承知ごしようちとほりの貧乏葬式びんばふどむらひでげすから、恐入おそれいりましたがなに差上さしあげませぬ
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)