“くわじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
火事100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明(みん)の万暦(ばんれき)の初(はじめ)閩中(みんちゆう)連江といふ所の人蛤を剖(わり)て玉を得(え)たれども不識(みしらず)これを烹(に)る、珠(たま)釜(かま)の中に在(あり)て跳躍(をどりあがり)して定(さだまら)ず、火光(くわくわう)天(そら)に燭(もゆ)、里人(さとびと)火事(くわじ)ならんと驚(おどろ)き来りてこれを救ふ。
去歳(こぞ)にくらべて長屋(ながや)もふゑたり、所得(しよとく)は倍(ばい)にと世間(せけん)の口(くち)より我(わ)が家(や)の樣子(やうす)を知(し)りて、をかしやをかしや、其(その)やうに延(の)ばして誰(た)が物(もの)にする氣(き)ぞ、火事(くわじ)は燈明皿(とうめうざら)よりも出(で)る物(もの)ぞかし
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
昔(むかし)、「う」のお母(かあ)さんが子供(こども)を産(う)む時(とき)、近所(きんじよ)に火事(くわじ)があつたんで、たべかけてゐた魚(さかな)を「う呑(のみ)」にして迯(にげ)だしたさうです。ほんとだかどうだか知(し)りません。うそだと思(おも)つたら先生(せんせい)に訊(き)いてごらん。