“くびすぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頸筋52.6%
首筋42.1%
頭筋5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またそつとてゝとき頸筋くびすぢかみをこそつぱい一攫ひとつかみにされるやうにかんじた。おつぎはそと壁際かべぎは草刈籠くさかりかご脊負せおつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
首筋くびすぢうすかつたとなほぞいひける、單衣ひとへ水色友仙みづいろゆうぜんすゞしげに、白茶金しらちやきんらんの丸帶まるおびすこはゞせまいをむすばせて、庭石にはいし下駄げだなほすまでときうつりぬ。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しよあるいてはなしはしてもたらうなれど、られたは後袈裟うしろげさ頬先ほうさきのかすりきず頭筋くびすぢ突疵つききずなど色々いろ/\あれども、たしかにげるところられたに相違さういない、ひきかへてをとこ美事みごと切腹せつぷく
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)