トップ
>
きれつ
ふりがな文庫
“きれつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
亀裂
92.1%
龜裂
7.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亀裂
(逆引き)
尊氏と直義との和解を、ひろく世間に知らせる意味と、大きな
亀裂
(
きれつ
)
を表面化した武士どもの心を
溶
(
と
)
け合せようという目的もこれにはあった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まず、目についたのは、恐ろしいアスファルト路面の
亀裂
(
きれつ
)
だ。落ちこめば、まず腰のあたりまで
嵌
(
はま
)
ってしまうであろう。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
きれつ(亀裂)の例文をもっと
(35作品)
見る
龜裂
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
三足目
(
みあしめ
)
に
岸
(
きし
)
に
立
(
た
)
つた。
岸
(
きし
)
は
畑
(
はたけ
)
で、
洪水
(
こうずゐ
)
が
齎
(
もたら
)
した
灰
(
はひ
)
に
似
(
に
)
てる
泥
(
えごみ
)
が一
杯
(
ぱい
)
に
乾
(
かわ
)
いて
大
(
おほ
)
きな
龜裂
(
きれつ
)
を
生
(
しやう
)
じて
居
(
ゐ
)
る。
周圍
(
しうゐ
)
の
蜀黍
(
もろこし
)
が
穗
(
ほ
)
を
伐
(
き
)
られた
儘
(
まゝ
)
、
少
(
すこ
)
し
遠
(
とほ
)
くはぼんやりとして
此
(
こ
)
れも
霧
(
きり
)
の
中
(
なか
)
に
悄然
(
ぽつさり
)
と
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それは
校庭
(
こうてい
)
が
南北
(
なんぼく
)
に
二條
(
にじよう
)
に
龜裂
(
きれつ
)
して、
其處
(
そこ
)
から
水柱
(
みづばしら
)
を
二三間
(
にさんげん
)
の
高
(
たか
)
さに
噴出
(
ふんしゆつ
)
し
始
(
はじ
)
めたのであつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
きれつ(龜裂)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
ひび
ひゞ
さけ
ひびあと
ひびい
ひわれ
ひヾ
ギャップ
クレヴァス
シュルンド