“ひわれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
亀裂50.0%
干割50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
書斎も母屋おもやも壁の亀裂ひわれもまだ其ままで、母屋に雨のしと降る夜はバケツをたゝく雨漏りの音に東京のバラックをしのんで居ます。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
二十年ぐらいも前に難破した船の、マストらしい、アメリカ松で、縦に、たくさん干割ひわれがあります。正覚坊の大きいのが四頭、これは、あおむけにしてきました。ほかに、何もありません
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)