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かたぎ
ふりがな文庫
“かたぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カタギ
語句
割合
気質
55.5%
堅気
28.0%
氣質
5.5%
堅氣
4.3%
堅木
2.4%
形気
1.6%
堅儀
1.2%
堅實
0.8%
形儀
0.4%
形木
0.4%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気質
(逆引き)
構わず談じようじゃあねえか、十五番地の
差配
(
おおや
)
さんだと、昔
気質
(
かたぎ
)
だから
可
(
い
)
いんだけれども、町内の
御差配
(
ごさいはい
)
はいけねえや。羽織袴で
杖
(
ステッキ
)
を
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かたぎ(気質)の例文をもっと
(50作品+)
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堅気
(逆引き)
今は
堅気
(
かたぎ
)
のおかみさんでも、若い時にゃあ泥水を飲んだ女じゃあないかと思われました。木綿物じゃあありますが、小ざっぱりした
装
(
なり
)
を
半七捕物帳:47 金の蝋燭
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かたぎ(堅気)の例文をもっと
(50作品+)
見る
氣質
(逆引き)
外記 命が惜いと申したら、むかし
氣質
(
かたぎ
)
の叔父樣は、ひとかたならぬ御立腹であつたが、家の爲や親類縁者のために、命を捨てろといふのは無理な註文。
箕輪の心中
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かたぎ(氣質)の例文をもっと
(14作品)
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▼ すべて表示
堅氣
(逆引き)
笑ひながら店先へ腰を掛けたのは四十二三の痩せぎすの男で、縞の着物に縞の羽織を着て、だれの眼にも
生地
(
きぢ
)
の
堅氣
(
かたぎ
)
とみえる町人風であつた。
半七捕物帳:01 お文の魂
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かたぎ(堅氣)の例文をもっと
(11作品)
見る
堅木
(逆引き)
堅木
(
かたぎ
)
を
久
(
きゅう
)
の
字
(
じ
)
形
(
がた
)
に切り組んで作ったその玄関の
床
(
ゆか
)
は、つるつる光って、時によると
馴
(
な
)
れない健三の足を滑らせた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かたぎ(堅木)の例文をもっと
(6作品)
見る
形気
(逆引き)
これは無論親父には内証だつたのだが、当座は
荐
(
しき
)
つて帰りたがつた娘が、後には親父の方から帰れ帰れ言つても、帰らんだらう。その内に段々様子が知れたもので、侍
形気
(
かたぎ
)
の親父は非常な立腹だ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
かたぎ(形気)の例文をもっと
(4作品)
見る
堅儀
(逆引き)
芸者とも令嬢とも判断のつき兼ねる所はあるが、連れの紳士の態度から推して、
堅儀
(
かたぎ
)
の細君ではないらしい。
秘密
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かたぎ(堅儀)の例文をもっと
(3作品)
見る
堅實
(逆引き)
嫁入りさきがあんまり
堅實
(
かたぎ
)
な大家なので、嚴しくて、
放縱
(
はうじゆう
)
な家庭から
嫁
(
い
)
つてお腹がすいてすいて堪らず、ないしよで食べものをつまんで、口へ入れたときに呼ばれたので
「郭子儀」異変
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かたぎ(堅實)の例文をもっと
(2作品)
見る
形儀
(逆引き)
その勝利の宴を賜つた夜のことと
思召
(
おぼしめ
)
されい。当時国々の
形儀
(
かたぎ
)
とあつて、その夜も
高名
(
かうみやう
)
な琵琶法師が、大燭台の火の下に節面白う
絃
(
げん
)
を調じて、
今昔
(
いまむかし
)
の合戦のありさまを、手にとる如く物語つた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かたぎ(形儀)の例文をもっと
(1作品)
見る
形木
(逆引き)
やがて
一間
(
ひとま
)
を出で立ち給ふ小松殿、身には
山藍色
(
やまあゐいろ
)
の
形木
(
かたぎ
)
を摺りたる白布の服を纏ひ、手には水晶の珠數を掛け、ありしにも似ず窶れ給ひし御顏に
笑
(
ゑみ
)
を含み
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
かたぎ(形木)の例文をもっと
(1作品)
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