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うすば
ふりがな文庫
“うすば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄刃
43.8%
薄翅
18.8%
薄刄
12.5%
臼場
6.3%
臼歯
6.3%
薄羽
6.3%
薄齒
6.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄刃
(逆引き)
「だってあの男は、事件の室から出て来たのだろう。そして
薄刃
(
うすば
)
の短刀をもって君に切り懸ったのじゃないか」
ゴールデン・バット事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
うすば(薄刃)の例文をもっと
(7作品)
見る
薄翅
(逆引き)
照る月の夜空にまよふあるかなき
薄翅
(
うすば
)
かげろふの尾は引きにけり
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
うすば(薄翅)の例文をもっと
(3作品)
見る
薄刄
(逆引き)
「もう大丈夫でございます。幸ひ眼の玉は
外
(
はづ
)
れたし、頬の
疵
(
きず
)
も大したことではない、——刄物は左樣、刀や
鑿
(
のみ
)
のやうなものではない、
薄刄
(
うすば
)
の
剃刀
(
かみそり
)
かな、切出しかも知れないが眼にも肉にも骨にも、大したさはりはない」
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
うすば(薄刄)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
臼場
(逆引き)
自作農にも
小作人
(
こさくにん
)
にも、生産の労働は
玄米俵入
(
げんまいたわらい
)
れ、すなわち
臼場
(
うすば
)
の仕事の終りまで続くので、だからまた臼じまい、
庭仕舞
(
にわじまい
)
の祝というものが始まったのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
うすば(臼場)の例文をもっと
(1作品)
見る
臼歯
(逆引き)
たくさんの
哺乳
(
ほにゅう
)
動物の遺骨の中から一本の奥歯を発見したのであるが、それがすなわち先に言うところの五十万年前の人間が
遺
(
のこ
)
して死んだ
臼歯
(
うすば
)
の一
片
(
きれ
)
である。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
うすば(臼歯)の例文をもっと
(1作品)
見る
薄羽
(逆引き)
徐家
(
じょけ
)
の
薄羽
(
うすば
)
ノ
鎧
(
よろい
)
といえば、余りにも有名なので、諸侯の武門や将軍から一見を
請
(
こ
)
われたり、ぜひ譲り受けたいなどの交渉は一再でなく、わけても大将軍
花児王
(
かじおう
)
からは、
銭
(
ぜに
)
三万貫の値さえつけて
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うすば(薄羽)の例文をもっと
(1作品)
見る
薄齒
(逆引き)
電車
(
でんしや
)
の
終點
(
しゆうてん
)
から
歩
(
ある
)
くと二十
分
(
ぷん
)
近
(
ちか
)
くも
掛
(
かゝ
)
る
山
(
やま
)
の
手
(
て
)
の
奧丈
(
おくだけ
)
あつて、まだ
宵
(
よひ
)
の
口
(
くち
)
だけれども、
四隣
(
あたり
)
は
存外
(
ぞんぐわい
)
靜
(
しづ
)
かである。
時々
(
とき/″\
)
表
(
おもて
)
を
通
(
とほ
)
る
薄齒
(
うすば
)
の
下駄
(
げた
)
の
響
(
ひゞき
)
が
冴
(
さ
)
えて、
夜寒
(
よさむ
)
が
次第
(
しだい
)
に
増
(
ま
)
して
來
(
く
)
る。
宗助
(
そうすけ
)
は
懷手
(
ふところで
)
をして
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
うすば(薄齒)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
きゅうし
やいば