『笛吹川の上流（東沢と西沢）（ふえふきがわのじょうりゅう（ひがしさわとにしさわ））』

笛吹川は秩父街道最奥の部落である広瀬附近から上流になると子酉川と呼ばれている。広瀬から稍や爪先上りの赤土道を、七、八町も行くと、原中に一本の大きな水楢か何かの闊葉樹が生えている側で路が二つに岐れる。右は雁坂峠へ出るもので、今は峠ノ沢の製板業 …

著者	木暮理太郎
ジャンル	歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
ジャンル	芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション
初出	「山岳　第11年第1号」1916（大正5）年10月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約10分（500文字/分）
朗読目安時間	約16分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

些（いささか） 谷（きわま） 恐（おそれ） 稍（や） 唯（た） 瞰（のぞ） 仮令（たとえ） 少許（すこしばかり） 大（おおい） 許（ばか） 石楠（しゃくなげ） 確（たしか） 破風（はふ） 能（よ） 盛（さかん） 畢竟（ひっきょう） 留（とど） 然（しか） 水楢（みずなら） 穿鑿（せんさく） 終（つい） 木苺（きいちご） 若（も） 茲（ここ） 途（みち） 遇（あ） 金峰（きんぷ） 闡（ひら） 雁坂（かりさか） 鬚摩（ひげすり） 鶏冠（とさか） 夫（それ） 之（これ） 何（ど） 側（そば） 側師（がわし） 儘（まま） 其（その） 其処（そこ） 内（うち） 又（また） 可成（かなり） 吊懸（つりか） 国師（こくし） 此処（ここ） 子酉（ねとり） 孰（いず） 徒渉（としょう） 憎（にく） 所謂（いわゆる） 拠（よ） 搦（から） 最早（もはや） 中（うち） 木賊（とくさ） 此（この）