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青春
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せいしゆん
ふりがな文庫
“
青春
(
せいしゆん
)” の例文
暑
(
あつ
)
い
氣候
(
きこう
)
は
百姓
(
ひやくしやう
)
の
凡
(
すべ
)
てを
其
(
その
)
狹苦
(
せまくるし
)
い
住居
(
すまゐ
)
から
遠
(
とほ
)
く
野
(
の
)
に
誘
(
さそ
)
うて、
相互
(
さうご
)
に
其
(
その
)
青春
(
せいしゆん
)
のつやゝかな
俤
(
おもかげ
)
に
憧憬
(
あこがれ
)
しめるのに
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
其上
世間
(
せけん
)
の小説に
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
青春
(
せいしゆん
)
時代の修辞には、多くの興味を持つてゐなかつた。代助の言葉が、三千代の官能に
華
(
はな
)
やかな何物をも与へなかつたのは、事実であつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
此の間、彼の頭に殘るやうな出來事と謂へば、
誰
(
ただ
)
生母
(
せいぼ
)
に
亡
(
な
)
くなられた位のことであつた。それすら
青春
(
せいしゆん
)
の血の
燃
(
も
)
ゆる彼に取つては、些と輕い悲哀を感じた位のことで、決して
左程
(
さほど
)
の打撃では無かつた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
青春
(
せいしゆん
)
は泥柳だに持つものと知らざる如し寺児溝に住み
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
をさな心も
青春
(
せいしゆん
)
も
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
▼ もっと見る
あゝ
讃嘆
(
さんたん
)
と
青春
(
せいしゆん
)
の
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
彼等
(
かれら
)
は
殆
(
ほとん
)
ど
冷却
(
れいきやく
)
しようとしつゝある
肉體
(
にくたい
)
の
孰
(
いづ
)
れの
部分
(
ぶぶん
)
かに
失
(
うしな
)
はれんとしてほつちりと
其
(
その
)
俤
(
おもかげ
)
を
止
(
と
)
めて
居
(
ゐ
)
た
青春
(
せいしゆん
)
の
血液
(
けつえき
)
の一
滴
(
てき
)
が
俄
(
にはか
)
に
沸
(
わ
)
いて
彼等
(
かれら
)
の
全體
(
ぜんたい
)
を
支配
(
しはい
)
し
且
(
かつ
)
活動
(
くわつどう
)
せしめたかと
思
(
おも
)
ふやうに
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“青春”の意味
《名詞》
青 春(せいしゅん)
(五行思想で青色を春にあてることから)春、陽春。
(青年期を人生の春に例えて)夢や野心に満ち活力の漲る若い時代。
(出典:Wiktionary)
“青春”の解説
青春(せいしゅん)は、季節の「春」を示す言葉である。転じて、生涯において若く元気な時代、主に青年時代を指す言葉として用いられる。
この項目では、一般名詞としての青春について記述する。創作作品などにおける用法は以下を参照されたい。
(出典:Wikipedia)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
“青春”で始まる語句
青春者
青春譜
青春憂鬱症