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遭
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あひ
ふりがな文庫
“
遭
(
あひ
)” の例文
雅さんがああ云ふ災難にお
遭
(
あひ
)
なので、それが為に縁を切る
意
(
つもり
)
なら、私は、雅さん、……一年が間……
塩断
(
しほだち
)
なんぞ為はしませんわ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
文墨
(
ぶんぼく
)
の
雅人
(
がじん
)
も多しときゝしが、
旅中
(
りよちゆう
)
年
(
とし
)
の
凶
(
きやう
)
するに
遭
(
あひ
)
、
皈家
(
きか
)
を
急
(
いそぎ
)
しゆゑ剌
し
を入れざりしは今に
遺憾
(
ゐかん
)
とす。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
皆是れ或一種の屈曲を経て
凝
(
こ
)
りたる恋にあらざるはなし、男の情を釣りたる上にて釣られたる者にあらざるはなし、或事情と境遇の圧迫に
遭
(
あひ
)
て、心中する迄深く契りたるにあらざるはなし
「歌念仏」を読みて
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
救ひ給へと申しければお專は
暫時
(
しばし
)
思案の體にてよしや今宵は
凌
(
しの
)
ぐ共明日道にて如何成る目に
遭
(
あひ
)
給はんも知れがたし兎角に其金子御身が
所持
(
しよぢ
)
なし給ひては災ならん私に
預
(
あづ
)
け給へと言ふに傳吉も
豫
(
かね
)
てより親孝行は知りしうへ且又
發明女
(
はつめいぢよ
)
故
(
ゆゑ
)
懷中より金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
文墨
(
ぶんぼく
)
の
雅人
(
がじん
)
も多しときゝしが、
旅中
(
りよちゆう
)
年
(
とし
)
の
凶
(
きやう
)
するに
遭
(
あひ
)
、
皈家
(
きか
)
を
急
(
いそぎ
)
しゆゑ剌
し
を入れざりしは今に
遺憾
(
ゐかん
)
とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
出
(
いで
)
しぞと
尋問
(
たづね
)
らるゝに金谷村に
法用
(
はふよう
)
有て
晝前
(
ひるぜん
)
巳時頃
(
よつどきごろ
)
より參りしと申しければ大岡殿には
其節
(
そのせつ
)
九郎兵衞夫婦は
宅
(
たく
)
に居しやと尋ねらるに私しども兩人も法用の
席
(
せき
)
へ
同道
(
どうだう
)
仕つりたしと申せしかば然らば歸りの
節
(
せつ
)
も同道ならんに悴夫婦の
切害
(
せつがい
)
に
遭
(
あひ
)
し時
只
(
たゞ
)
見ても居る間じ如何せしぞと
問詰
(
とひつめ
)
られ九郎兵衞は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
五穀豊熟
(
ごこくほうじゆく
)
して
年
(
とし
)
の
貢
(
みつぎ
)
も
心易
(
こゝろやす
)
く
捧
(
さゝ
)
げ、
諸民
(
しよみん
)
鼓腹
(
はらつゞみ
)
の春に
遇
(
あひ
)
し時、氏神の
祭
(
まつり
)
などに
遭
(
あひ
)
しを幸に地芝居を
興行
(
こうぎやう
)
する㕝あり。役者は皆其処の
素人
(
しろうと
)
あるひは
近村
(
きんそん
)
近
駅
(
えき
)
よりも来るなり。
師匠
(
ししやう
)
は田舎芝居の
役者
(
やくしや
)
を
傭
(
やと
)
ふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
五穀豊熟
(
ごこくほうじゆく
)
して
年
(
とし
)
の
貢
(
みつぎ
)
も
心易
(
こゝろやす
)
く
捧
(
さゝ
)
げ、
諸民
(
しよみん
)
鼓腹
(
はらつゞみ
)
の春に
遇
(
あひ
)
し時、氏神の
祭
(
まつり
)
などに
遭
(
あひ
)
しを幸に地芝居を
興行
(
こうぎやう
)
する㕝あり。役者は皆其処の
素人
(
しろうと
)
あるひは
近村
(
きんそん
)
近
駅
(
えき
)
よりも来るなり。
師匠
(
ししやう
)
は田舎芝居の
役者
(
やくしや
)
を
傭
(
やと
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
遭
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
“遭”を含む語句
遭遇
遭逢
出遭
遭難
逢遭
難遭
遭難船
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遭難民
遭遇談
遭逢纏綿
遭汚
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行遭
板垣君遭難実記
或遭王難苦
或遭
常陸丸遭難
大遭難