“晝前”のいろいろな読み方と例文
新字:昼前
読み方割合
ひるまへ66.7%
ひるぜん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燈火あかりわたし唯今たゞいまけたので御座ござんす、まこといままでお留守居るすいをしてましだのなれど、うちのやんちやが六ツかしやをふに小言こごといふとてけました、御親造ごしんぞ今日けふ晝前ひるまへ
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
晝前ひるまへのうちにかならずかならず支度したくはしておきまするとて、首尾しゆびよく受合うけあひておみなかへりぬ。
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いでしぞと尋問たづねらるゝに金谷村に法用はふよう有て晝前ひるぜん巳時頃よつどきごろより參りしと申しければ大岡殿には其節そのせつ九郎兵衞夫婦はたくに居しやと尋ねらるに私しども兩人も法用のせき同道どうだう仕つりたしと申せしかば然らば歸りのせつも同道ならんに悴夫婦の切害せつがいあひし時たゞ見ても居る間じ如何せしぞと問詰とひつめられ九郎兵衞は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)