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連想
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れんさう
ふりがな文庫
“
連想
(
れんさう
)” の例文
朝
(
あさ
)
になると
缺
(
か
)
かさず
通
(
とほ
)
る
納豆賣
(
なつとううり
)
の
聲
(
こゑ
)
が、
瓦
(
かはら
)
を
鎖
(
とざ
)
す
霜
(
しも
)
の
色
(
いろ
)
を
連想
(
れんさう
)
せしめた。
宗助
(
そうすけ
)
は
床
(
とこ
)
の
中
(
なか
)
で
其
(
その
)
聲
(
こゑ
)
を
聞
(
き
)
きながら、
又
(
また
)
冬
(
ふゆ
)
が
來
(
き
)
たと
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
(小便といふ言葉だけを態々羅馬字で書いたのは、作者の意味では多分この言葉を在來の漢字で書いた時に伴つて來る惡い
連想
(
れんさう
)
を拒む爲であらうが、私はそんな事をする必要はあるまいと思ふ。)
歌のいろ/\
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
小供
(
こども
)
の
時
(
とき
)
から、
此
(
この
)
樟腦
(
しやうなう
)
の
高
(
たか
)
い
香
(
かをり
)
と、
汗
(
あせ
)
の
出
(
で
)
る
土用
(
どよう
)
と、
砲烙灸
(
はうろくぎう
)
と、
蒼空
(
あをぞら
)
を
緩
(
ゆる
)
く
舞
(
ま
)
ふ
鳶
(
とび
)
とを
連想
(
れんさう
)
してゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
御米
(
およね
)
には
自分
(
じぶん
)
と
子供
(
こども
)
とを
連想
(
れんさう
)
して
考
(
かんが
)
へる
程
(
ほど
)
辛
(
つら
)
い
事
(
こと
)
はなかつたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“連想”の意味
《名詞》
連想(れんそう 「聯想」の「同音の漢字による書きかえ」)
あることから、それに関係のある言葉や事柄のことが想い浮かぶこと。
そのようにして心に想い浮かんだもの。
(出典:Wiktionary)
“連想”の解説
連想(れんそう、聯想)は、人間の心ないし精神の働きのうち、見聞きするなど五感から得た情報や観念から、他の事物や概念を思い浮かべることである。英語ではassociationあるいはassociativeともいう。
(出典:Wikipedia)
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
想
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“連”で始まる語句
連
連中
連立
連合
連翹
連歌
連絡
連繋
連環
連累