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連中
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れんちゅう
ふりがな文庫
“
連中
(
れんちゅう
)” の例文
「バカなまねをするんじゃないよ。あの
連中
(
れんちゅう
)
は、いまにおなかがすいたり、
寒
(
さむ
)
くてこごえたりするにきまってるんだから。」
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
これは、和太郎さんをみんなで、しかりつけてやらねばならないと、年より
連中
(
れんちゅう
)
はいいました。それでないとくせになるから、というのでした。
和太郎さんと牛
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
やはり郁治や清三と同じく三里の道を朝早く熊谷に
通
(
かよ
)
った
連中
(
れんちゅう
)
の一人だが、そのほんとうの号は
機山
(
きざん
)
といって、町でも
屈指
(
くっし
)
の
青縞商
(
あおじましょう
)
の息子で、
平生
(
へいぜい
)
は
角帯
(
かくおび
)
などをしめて
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
「まったく、運が悪かったのよ。世間にはわざとこんなことを
種
(
たね
)
に、しこたませしめるずるい
連中
(
れんちゅう
)
もあるのだが、おまえさんのご
亭主
(
ていしゅ
)
ときては、一文にもならないのだからな」
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
おかみさんの
必死
(
ひっし
)
のさけびに、ホールや
酒場
(
さかば
)
にいた男の
連中
(
れんちゅう
)
がどやどやとかけつけてきた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
▼ もっと見る
京へ
凱旋
(
がいせん
)
してのち、七
本
(
ほん
)
槍
(
やり
)
の
連中
(
れんちゅう
)
をはじめ
諸将
(
しょしょう
)
の下のものへまで、すべて、
論功行賞
(
ろんこうこうしょう
)
をやったかれにはまた、
朝廷
(
ちょうてい
)
から、
従
(
じゅ
)
四
位
(
い
)
下
(
げ
)
参議
(
さんぎ
)
に
補
(
ほ
)
せらるという、
位官
(
いかん
)
のお
沙汰
(
さた
)
がくだる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と
答
(
こた
)
えたから、
捜査
(
そうさ
)
の
連中
(
れんちゅう
)
も
鑑識
(
かんしき
)
の
連中
(
れんちゅう
)
もあぶなくぷッと
吹
(
ふ
)
きだすところだつた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
ガチョウは、いままでいつも、ゆっくり、ヨタヨタ歩くのがいいと言われてきました。それなのに、この
連中
(
れんちゅう
)
ときたら、歩くどころではありません。まるで走っているようです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
ぼくの
部屋
(
へや
)
でさわいでいた
連中
(
れんちゅう
)
がすっかりひきあげると、そっと、おやじの部屋から、ぼくの部屋にひきかえして、そのへんにある
書類
(
しょるい
)
や
紙
(
かみ
)
くずを山とつみあげ、マッチをすって
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
だが、ついに
化
(
ば
)
けの
皮
(
かわ
)
のはがれるときがきたんだ。アイピング村の
連中
(
れんちゅう
)
は、そいつが
透明人間
(
とうめいにんげん
)
とわかったので、
大格闘
(
だいかくとう
)
をやってつかまえようとしたが、なにしろ
相手
(
あいて
)
の
姿
(
すがた
)
はみえないんだ。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
といっても、ほかのことにかけては、たいへんきれいずきで、きちんとしているのです。でもその足は、この
連中
(
れんちゅう
)
が野原をほっつき歩くあわれな鳥であることを、はっきりと
物語
(
ものがた
)
っています。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“連”で始まる語句
連
連立
連合
連歌
連翹
連絡
連繋
連環
連累
連添