“れんちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
簾中65.2%
連中30.4%
錬稠4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
因州なぞの女中方や姫君から薩州さっしゅう簾中れんちゅうまで、かつてこの街道経由で帰国を急いだそれらの諸大名の家族がもう一度江戸への道を踏んで
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
これは、和太郎さんをみんなで、しかりつけてやらねばならないと、年より連中れんちゅうはいいました。それでないとくせになるから、というのでした。
和太郎さんと牛 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
声は無いが、強烈な、錬稠れんちゅうせられた、顫動せんどうしている、別様の生活である。
花子 (新字新仮名) / 森鴎外(著)