“れんじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
連中94.6%
簾中2.7%
連十2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、龍睡丸の連中れんじゅうが、酒と絶交している事実を見せていたのだ。外国人は、このことに、まったくびっくりしてしまったのである。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
と見ると、藤紫に白茶の帯して、白綾しろあや衣紋えもんかさねた、黒髪のつややかなるに、鼈甲べっこう中指なかざしばかり、ずぶりと通した気高き簾中れんじゅう。立花は品位に打たれて思わずかしらが下ったのである。
伊勢之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
愚蔵ぐぞう連十れんじゅう英翁えいおう甲論こうろん乙伯おつはく、この頭をよく見てくれ」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)