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近親
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きんしん
ふりがな文庫
“
近親
(
きんしん
)” の例文
それと同時に、わたしはじぶんのおくのおくにかくれた
本性
(
ほんしょう
)
もわかり、じぶんの
天分
(
てんぶん
)
もわかり、じぶんが詩と
近親
(
きんしん
)
の
関係
(
かんけい
)
にあることも知りました。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ロミオ
領主
(
りゃうしゅ
)
には
近親
(
きんしん
)
たる
信友
(
しんいう
)
のマーキューシオーが
俺故
(
おれゆゑ
)
あのやうな
重傷
(
ふかで
)
を
負
(
お
)
ひ、
俺
(
おれ
)
はまた
只
(
たゞ
)
一
時程
(
ときほど
)
縁者
(
えんじゃ
)
となったあのチッバルト
故
(
ゆゑ
)
に
汚名
(
をめい
)
を
受
(
う
)
けた。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
竹村
(
たけむら
)
には
思
(
おも
)
ひがけない
事
(
こと
)
であつたが、しかし
彼女
(
かのぢよ
)
に
若
(
も
)
し
姉
(
あね
)
とか
兄
(
あに
)
とかいふ
近親
(
きんしん
)
の
人
(
ひと
)
があるなら、その
誰
(
たれ
)
かゞ
彼
(
かれ
)
を
訪
(
たづ
)
ねてくるのに
不思議
(
ふしぎ
)
はない
筈
(
はず
)
であつた。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
他人の事と思はれず、
我身
(
わがみ
)
の
誉
(
ほまれ
)
と
打忘
(
うちわす
)
れられて
嬉
(
うれ
)
しく
独
(
ひとり
)
笑
(
ゑみ
)
する心の
中
(
うち
)
には、
此群集
(
このぐんしふ
)
の人々にイヤ御苦労さま
抔
(
など
)
と
一々
(
いち/\
)
挨拶
(
あいさつ
)
もしたかりし、これによりて
推想
(
おしおも
)
ふも
大尉
(
たいゐ
)
が
一族
(
いちぞく
)
近親
(
きんしん
)
の
方々
(
かた/″\
)
はいかに
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
ようござるか?
此
(
この
)
早急
(
さっきふ
)
に
異議
(
いぎ
)
はござらぬか?
業々
(
げふ/\
)
しうはすまい、ほんの
近
(
ちか
)
しい
輩
(
やから
)
一
兩名
(
りゃうめい
)
、はて、
何故
(
なぜ
)
と
被言
(
おしゃ
)
れ、
近親
(
きんしん
)
チッバルトが
殺
(
ころ
)
されて
間
(
ま
)
がないことゆゑ
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
“近親”の意味
《名詞》
近親(きんしん)
血縁や血統が近い親族。
近臣。
(出典:Wiktionary)
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
“近親”で始まる語句
近親相姦
近親人
近親類