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辯解
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べんかい
ふりがな文庫
“
辯解
(
べんかい
)” の例文
新字:
弁解
自分でも色々自分に
辯解
(
べんかい
)
しては見るものゝ、私の生活は矢張現在の家族制度、階級制度、資本制度、知識賣買制度の犧牲である。
歌のいろ/\
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
只今
(
たゞいま
)
此處
(
これ
)
にて
呪
(
のろ
)
はるべくもあり、
恕
(
ゆる
)
さるべくもある
手前
(
てまへ
)
の
所行
(
しょぎゃう
)
を
告發
(
こくはつ
)
もし、
辯解
(
べんかい
)
も
仕
(
つかまつ
)
りませう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「
兄
(
にい
)
さんも
隨分
(
ずゐぶん
)
呑氣
(
のんき
)
ね」と
小六
(
ころく
)
の
方
(
はう
)
を
向
(
む
)
いて、
半
(
なか
)
ば
夫
(
をつと
)
を
辯護
(
べんご
)
する
樣
(
やう
)
に
云
(
い
)
つた。
宗助
(
そうすけ
)
は
細君
(
さいくん
)
から
茶碗
(
ちやわん
)
を
受取
(
うけと
)
つて、
一言
(
ひとこと
)
の
辯解
(
べんかい
)
もなく
食事
(
しよくじ
)
を
始
(
はじ
)
めた。
小六
(
ころく
)
も
正式
(
せいしき
)
に
箸
(
はし
)
を
取
(
と
)
り
上
(
あ
)
げた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「だつて、
落
(
お
)
ち
付
(
つ
)
いて、そんな
事
(
こと
)
を
云
(
い
)
ひ
出
(
だ
)
す
暇
(
ひま
)
がないんだもの」と
宗助
(
そうすけ
)
が
辯解
(
べんかい
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
實際
(
じつさい
)
寒
(
さむ
)
くなつても
着
(
き
)
て
出
(
で
)
るものがないんだと
辯解
(
べんかい
)
するので、
寒
(
さむ
)
ければ
已
(
やむ
)
を
得
(
え
)
ない、
夜具
(
やぐ
)
を
着
(
き
)
るとか、
毛布
(
けつと
)
を
被
(
かぶ
)
るとかして、
當分
(
たうぶん
)
我慢
(
がまん
)
しろと
云
(
い
)
つた
話
(
はなし
)
を、
宗助
(
そうすけ
)
は
可笑
(
おか
)
しく
繰
(
く
)
り
返
(
かへ
)
して
御米
(
およね
)
を
笑
(
わら
)
はした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
辯
部首:⾟
21画
解
常用漢字
小5
部首:⾓
13画
“辯解”で始まる語句
辯解仕