軍隊ぐんたい)” の例文
軍隊ぐんたいが長い行軍こうぐん疲労ひろうしきると、楽隊がくたいがそれはゆかいな曲を演奏えんそうする、それで兵隊へいたいの疲労をわすれさせるようにするというのであった。
その軍隊ぐんたいはきわめて静粛せいしゅくこえひとつたてません。やがて老人ろうじんまえとおるときに、青年せいねん黙礼もくれいをして、ばらのはなをかいだのでありました。
野ばら (新字新仮名) / 小川未明(著)
「あゝもううございます。漏電ろうでんですがえました。——軍隊ぐんたいかたも、大勢おほぜいえてゐますから安心あんしんです。」
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「あの、ぼくたちは、まあ、けんかやめた。きょうから、軍隊ぐんたい献納けんのうする草をかります。終わりッ。」
(新字新仮名) / 新美南吉(著)
大きなる砂漠のうへに軍隊ぐんたいのテントならびて飛行機飛べり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
かなたから、おおぜいのひとのくるけはいがしました。ると、一れつ軍隊ぐんたいでありました。そしてうまってそれを指揮しきするのは、かの青年せいねんでありました。
野ばら (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれは前足を右の耳の所へ上げて、軍隊ぐんたい風の敬礼けいれいをして、それをむねいて、あたかもわたしたちはかれの誠実せいじつ信頼しんらいすることができるというようであった。
につけよと、上官じょうかんからいわれたのであるが、何事なにごとにも内気うちきで、遠慮勝えんりょがちな清作せいさくさんは、おな軍隊ぐんたいにおって朝晩あさばん辛苦しんくをともにした仲間なかまで、んだものもあれば、また
村へ帰った傷兵 (新字新仮名) / 小川未明(著)