“内気”のいろいろな読み方と例文
旧字:内氣
読み方割合
うちき94.4%
シャイ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山石早苗やまいしさなえと目があうと、内気うちきな早苗はあかい顔をしてこっくりした。マスノは先生のスカートをひっぱって、じぶんのほうへ注意をひき
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
もとは極々ごくごく内気うちきの優しいかたが、この頃ではだいぶ気が荒くなって、何だか心配だと源兵衛が来るたびに申します。……
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
が、気の毒なるかな二葉亭は山本伯とは全く正反対に余りに内気シャイであった、余りに謙遜であった、かつ余りに潔癖であった。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)