“内氣”の読み方と例文
新字:内気
読み方割合
うちき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして内氣(うちき)でもありませんね。あなたは、あなたの精神に或る雄々(をゝ)しさを備(そな)へてゐらつしやると同時に、あなたの眼にある鋭さを備へてゐらつしやる。
尤(もつと)も其(それ)までにも、小當(こあた)りに當(あた)ることは、板屋(いたや)を走(はし)る團栗(どんぐり)に異(こと)ならずで、蜘蛛(くも)の巣(す)の如(ごと)く袖褄(そでつま)を引(ひ)いて居(ゐ)たのを、柳(やなぎ)に風(かぜ)と受(う)けつ流(なが)しつ、擦拔(すりぬ)ける身(み)も痩(や)せて居(ゐ)た處(ところ)、義理(ぎり)ある弟(おとうと)、内氣(うちき)の女(をんな)。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
何方(どちち)かと謂へば、落着(おちつ)ついた、始終(しじう) 柔(やはらか)な波(なみ)の漂(たゝよ)ツてゐる内氣(うちき)らしい眼だ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)