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足音
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あのと
ふりがな文庫
“
足音
(
あのと
)” の例文
われは二あし三あし進み入りぬ。されど
谺響
(
こだま
)
にひゞく
足音
(
あのと
)
おそろしければ、
徐
(
しづか
)
に歩を運びたり。先の方には焚火する人あり。三人の形明に見ゆ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
なおこの歌の次に、「君に恋ひ
寝
(
い
)
ねぬ
朝明
(
あさけ
)
に
誰
(
た
)
が乗れる馬の
足音
(
あのと
)
ぞ吾に聞かする」(巻十一・二六五四)、「
味酒
(
うまさけ
)
の
三諸
(
みもろ
)
の山に立つ月の
見
(
み
)
が
欲
(
ほ
)
し君が馬の
音
(
おと
)
ぞする」(同・二五一二)の例がある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
妻を呼ぶ
小
(
ち
)
さき木魚は
掌
(
て
)
に据ゑてうつによろしも
足音
(
あのと
)
ちかづく
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
天路
(
あまぢ
)
の
足音
(
あのと
)
も聞きや得まし。
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
あの
女
(
ひと
)
の
足音
(
あのと
)
おそきとき
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
▼ もっと見る
法
(
のり
)
の座へ辿る
足音
(
あのと
)
ぞ
秋の一夕
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
階下の室には人多くゆききする
足音
(
あのと
)
頻
(
しきり
)
に、屋外の
大渠
(
たいきよ
)
には小舟の
梶音
(
かぢのと
)
賑はしかりき。われは暫し
目蕩
(
まどろ
)
みしに、ふとマリアの死せることを知り得たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ある時はおのが
家内
(
やうち
)
を
盗人
(
ぬすびと
)
のごとく
足音
(
あのと
)
をぬすみてあるも
雲母集
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
足音
(
あのと
)
に響く
眞砂路
(
まさごぢ
)
に
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
足音
(
あのと
)
のす、
言
(
もの
)
いはぬ
獣
(
けもの
)
忍
(
しの
)
びかにひき
帰
(
かへ
)
すらし。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
風いま
燃
(
も
)
えぬ。ゆめ、うつつ、
足音
(
あのと
)
つづきぬ。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
『聲す。』『聽け。』『
血糊
(
ちのり
)
の
足音
(
あのと
)
。』
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
はたと、あな、
足音
(
あのと
)
絶え入り
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
やはらかきほの
熱
(
ほて
)
る女の
足音
(
あのと
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“足”で始まる語句
足
足袋
足許
足下
足掻
足駄
足利
足蹴
足跡
足痕