證據立しようこだ)” の例文
新字:証拠立
このやま活火山かつかざんであることは明治二十六年めいじにじゆうろくねんいたるまでられなかつたが、このとし突然とつぜん噴火ふんかはじめたゝめ死火山しかざんでなかつたことが證據立しようこだてられた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
それらを證據立しようこだてる品物しなものは、ぎのしつならべてありますから、そこへくことにいたしませう。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
おほうたむしろ勘次かんじ所業しわざであることを的確てきかく證據立しようこだてゝた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
此關係このかんけい關東大地震かんとうだいぢしん但馬地震たじまぢしん丹後地震たんごぢしんおいて、此頃このごろ證據立しようこだてられたところであつて、別段べつだん説明せつめいようしない事實じじつである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
これで骨製こつせい器物きぶつ漁業ぎよぎようもちひられたことを證據立しようこだてゝをります。(第四十圖だいしじゆうず
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
おそらくは大抵たいてい場合ばあひおいてさうなのであらう。噴火後ふんかご實測じつそくによつて一般いつぱん土地とち次第しだいさがつてくことはすでおほくの場合ばあひ證據立しようこだてられたところである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)