-
トップ
>
-
諸名家
>
-
しよめいか
○
余先年俗にいふ
大和めぐりしたるをり、半月あまり京にあそび、
旧友の画家
春琴子に
就て
諸名家をたづねし時、
鴻儒の
聞高き
頼先生(名襄、字子成、山陽と号、通称頼徳太郎)へも
訪ひ
○
余先年俗にいふ
大和めぐりしたるをり、半月あまり京にあそび、
旧友の画家
春琴子に
就て
諸名家をたづねし時、
鴻儒の
聞高き
頼先生(名襄、字子成、山陽と号、通称頼徳太郎)へも
訪ひ
前年牧之江戸に
旅宿の頃、
文墨の
諸名家に
謁して
書画を
乞ひし時、
前の山東庵には
交情厚くなりてしば/\
訪ひしに、京山翁
当時はいまだ若年なりしが、ある時雪の
話につけて京山翁いへらく