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大面
ふりがな文庫
“大面”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおづら
83.3%
おほづら
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおづら
(逆引き)
木戸の前にいた見物も、どちらかといえば見世物側に同情があって、市五郎の
大面
(
おおづら
)
を憎がっていたのですから、そうなると面白がって
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大家などといって、ひどく
大面
(
おおづら
)
しているというから、これからわが輩が行って、一番へこましてやろうというんだよ。
支那の狸汁
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
大面(おおづら)の例文をもっと
(10作品)
見る
おほづら
(逆引き)
併
(
しか
)
し
諸名家
(
しよめいか
)
が
菊塢
(
きくう
)
を
無祝儀
(
むしゆうぎ
)
で
取巻
(
とりまき
)
同様
(
どうやう
)
にする
間
(
あひだ
)
に、
菊塢
(
きくう
)
はまた
諸名家
(
しよめいか
)
を
無謝儀
(
むしやぎ
)
にて
使役
(
しえき
)
せしなり、
聞人
(
もんじん
)
といふものは
何
(
いつ
)
の世にても
我儘
(
わがまゝ
)
で
高慢
(
かうまん
)
で
銭
(
ぜに
)
も
遣
(
つか
)
はぬくせに、
大面
(
おほづら
)
で悪く
依怙地
(
えこぢ
)
で
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
ト
頭
(
あたま
)
から
頬
(
ほゝ
)
へ
縱横
(
たてよこ
)
に
繃帶
(
ほうたい
)
を
掛
(
か
)
けて
居
(
ゐ
)
る。
片頬
(
かたほゝ
)
が
然
(
さ
)
らでも
大面
(
おほづら
)
の
面
(
つら
)
を、
別
(
べつ
)
に
一面
(
ひとつ
)
顏
(
かほ
)
を
横
(
よこ
)
に
附着
(
くツつ
)
けたやうに、だぶりと
膨
(
ふく
)
れて、
咽喉
(
のど
)
の
下
(
した
)
まで
垂下
(
たれさが
)
つて、はち
切
(
き
)
れさうで、ぶよ/\して、わづかに
目
(
め
)
と、
鼻
(
はな
)
。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大面(おほづら)の例文をもっと
(2作品)
見る
“大面”の意味
《名詞》
(タイメン、おおづら、おおつら)体の割に大きな顔。
(おおづら、おおつら)傲慢な顔つきや態度。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
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大面積
大面先生
検索の候補
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大面先生
大真面目
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大笑面
大路面
大鏡面
大眞面目
“大面”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
中里介山
泉鏡花
泉鏡太郎
吉川英治
佐藤垢石
岡本綺堂