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読書
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よみかき
ふりがな文庫
“
読書
(
よみかき
)” の例文
旧字:
讀書
お福はよく
上
(
あが
)
り
端
(
はな
)
の壁の側や物置部屋の風通しの好いところを
択
(
えら
)
んで、
独
(
ひと
)
りで
読書
(
よみかき
)
するという風であったが、
何処
(
どこ
)
にも姿が見えなかった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
信州木曾の
読書
(
よみかき
)
村は
世
(
よ
)
附(?)
三富野
(
みどの
)
及び
柿其
(
かきそれ
)
の三村を合せ、その頭字を取って附けた新村名だという。右の柿のソレはすなわち一例である。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「私は現在ここの娘の、お三保さんに
読書
(
よみかき
)
を教えているのですが、どうも性質が陰気でしてな」
十二神貝十郎手柄話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
主人の菜園を作つて、
旁
(
かたはら
)
主人の子供に
読書
(
よみかき
)
を教へたり、その家の病人を介抱したりしてゐた。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
読書
(
よみかき
)
から行儀作法に至るまで一通りは仕込んでやったが、何をいうにも借財だらけの寺へ住職をしたのが
過
(
あやま
)
りで、なか/\
然
(
そ
)
う
何時
(
いつ
)
までも手前一人に貢いでやる訳にも
往
(
ゆ
)
かぬから
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
先
(
ま
)
ずその
頃
(
ころ
)
の
私達
(
わたくしたち
)
の
受
(
う
)
けた
教育
(
しつけ
)
につきて
申上
(
もうしあ
)
げてみましょうか——
時代
(
じだい
)
が
時代
(
じだい
)
ゆえ、
教育
(
しつけ
)
はもう
至
(
いた
)
って
簡単
(
かんたん
)
なもので、
学問
(
がくもん
)
は
読書
(
よみかき
)
、
習字
(
てならい
)
、
又
(
また
)
歌道
(
かどう
)
一
(
ひ
)
と
通
(
とお
)
り、すべて
家庭
(
かてい
)
で
修
(
おさ
)
めました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
八十吉は父の『お師匠様』の孫で、僕よりも一つ年上の
童
(
わらべ
)
であつたが、八十吉が僕のところに遊びに来ると父はひどく八十吉を大切にしたものである。
読書
(
よみかき
)
がよく出来て、遊びでは
根木
(
ねつき
)
を
能
(
よ
)
く打つた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
しかし、この
下婢
(
おんな
)
は性来
読書
(
よみかき
)
が
嫌
(
きら
)
いと見えて、どんなに他の娘達が優美な文字を書習おうとして骨折っていても、それを
羨
(
うらや
)
ましいとも思わなかった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
仁だの義だのという事は分らないのは
道理
(
もっとも
)
だ、此の娘なぞは
良
(
よ
)
い所へ嫁に遣ろうと思って、師匠を
家
(
うち
)
へ呼んで、
読書
(
よみかき
)
から諸芸を仕込んだのだから、兎も角も理非の弁別がつくようになったんだが
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“読書”の解説
読書(どくしょ)は、本を読むこと。特に好んで読む本を愛読書、また本を読む人は読者と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
読
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“読書”で始まる語句
読書子
読書人
読書科
読書三昧
読書社会
読書敏求記