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蒲
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かま
ふりがな文庫
“
蒲
(
かま
)” の例文
山陰道筋の鉢屋を
苫
(
とま
)
とも、
蒲
(
かま
)
とも云ったのは、薦を携帯しているが故に薦僧であり、またその薦を苫として小屋がけの屋根を
葺
(
ふ
)
くが故に苫と云い
くぐつ名義考:古代社会組織の研究
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
「今
急
(
と
)
くこの
水門
(
みなと
)
に往きて、水もちて汝が身を洗ひて、すなはちその水門の
蒲
(
かま
)
の
黄
(
はな
)
七
を取りて、敷き散して、その上に
輾
(
こ
)
い
轉
(
まろ
)
びなば、汝が身本の
膚
(
はだ
)
のごと、かならず
差
(
い
)
えなむ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
第八
衣服
(
いふく
)
の
精粗美惡
(
よしあし
)
は
人
(
ひと
)
の
分限
(
ぶんげん
)
に
依
(
よ
)
ると
雖
(
いへど
)
も、
肌着
(
はだぎ
)
は
木綿
(
もめん
)
フラン子ルを
良
(
よし
)
とす。
蒲團
(
ふとん
)
の
中心
(
なかわた
)
は
新
(
あたら
)
しく
乾
(
かは
)
きたるものを
貴
(
たつと
)
む
故
(
ゆゑ
)
に、
綿花
(
わた
)
に
限
(
かぎ
)
らず
蒲
(
かま
)
の
穗苗藁
(
ほわら
)
其外
(
そのほか
)
柔
(
やわらか
)
く
乾
(
かは
)
きたるものを
擇
(
えら
)
ぶべし。
養生心得草
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
かの薦僧或いは
蒲
(
かま
)
・苫等の特殊民の名の起原が、持物或いは住居の模様から起ったと決定する様に、そう手軽には運び兼ねるの感なき能わぬのである。
くぐつ名義考:古代社会組織の研究
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
或いはその材料が蒲であるところから
蒲
(
かま
)
と呼ばれたと考えたのと軌を一にするものである。
くぐつ名義考:古代社会組織の研究
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
“蒲(ガマ)”の解説
ガマ(蒲、香蒲、学名:Typha latifolia L.)は、ガマ科ガマ属の多年草の抽水植物である。別名、ミズクサともいい、古くはカマとも呼ばれていた。円柱状の穂は蒲の穂と呼ばれる。花粉は蒲黄(ほおう)とよばれ、薬用にされる。
(出典:Wikipedia)
蒲
漢検準1級
部首:⾋
13画
“蒲”を含む語句
菖蒲
蒲団
蒲葵
蒲柳
蒲公英
蒲生
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蒲原郡
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蒲田
菖蒲河岸
蒲冠者範頼
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