“蒲冠者範頼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かばのかじゃのりより33.3%
かばのかんじゃのりより33.3%
かばのくわんじやのりより33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっそく、土地の方から、疑義のお問合せがありましたが、蒲冠者範頼（かばのかじゃのりより）のいた浜松市近郊の遠江の蒲村とはちがいます。
随筆　新平家 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「いや、千葉介（ちばのすけ）殿か誰か、御家人のうち優（すぐ）れた老将をさしそえて、御弟の蒲冠者範頼（かばのかんじゃのりより）どのをお立てになるそうだ」
源頼朝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
頼宗は蒲冠者範頼（かばのくわんじやのりより）に仕へた。頼宗の女（ぢよ）は範頼の子頼信を生んだ。頼宗はこれを養つて嗣となした。嫡孫承祖である。錦橋本は此頼信より起つてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)