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荷
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にの
ふりがな文庫
“
荷
(
にの
)” の例文
百羊にして群るれば五尺の童子一人杖を
荷
(
にの
)
うてこれを東西思いのままに追い得るがごとし、堯をして一羊を
牽
(
ひ
)
き舜をして杖を荷うてこれを追わしめば、なかなか思いのままにならぬ
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
さし
詰
(
つむ
)
る
癪
(
しゃく
)
押
(
おさ
)
えて御顔
打守
(
うちまもり
)
しに、
暢
(
のび
)
やかなる御気象、
咎
(
とが
)
め
立
(
だて
)
もし玉わざるのみか何の苦もなくさらりと
埒
(
らち
)
あき、重々の御恩
荷
(
にの
)
うて余る
甲斐
(
かい
)
なき身、せめて肩
揉
(
も
)
め脚
擦
(
さす
)
れとでも
僕使
(
つかい
)
玉わばまだしも
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
宝の市の最後の
夜
(
よ
)
は、
稚児
(
ちご
)
、
市女
(
いちめ
)
、順々に、
後圧
(
あとおさ
)
えの
消防夫
(
しごとし
)
が、
篝火
(
かがりび
)
赤き女紅場の庭を離れる時から、屋台の囃子、姫たちなど、
傍目
(
わきめ
)
も
触
(
ふ
)
らぬ
婦
(
おんな
)
たちは、さもないが、
真先
(
まっさき
)
に
神輿
(
みこし
)
を
荷
(
にの
)
うた
白丁
(
はくちょう
)
はじめ
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
……
頬被
(
ほおかむり
)
したお百姓、
空籠
(
からかご
)
荷
(
にの
)
うて
行違
(
ゆきちが
)
う。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“荷”の意味
《名詞》
(に)運搬の対象となるもの。
(に)負担、責任。
(出典:Wiktionary)
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
“荷”を含む語句
荷物
薄荷
荷担
荷葉
荷厄介
茗荷谷
荷馬車
茗荷
一荷
茗荷屋
荷嵩
上荷
荷担夫
稲荷
荷車
荷足
荷拵
永井荷風
抱茗荷
荷梱
...