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艤裝
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ぎさう
ふりがな文庫
“
艤裝
(
ぎさう
)” の例文
新字:
艤装
指
(
ゆび
)
を
屈
(
くつ
)
して
見
(
み
)
ると、
吾等
(
われら
)
が
豫定通
(
よていどう
)
りに
印度國
(
インドこく
)
コロンボ
市
(
し
)
の
附近
(
ふきん
)
に
降下
(
かうか
)
して、
秘密藥品
(
ひみつやくひん
)
を
買整
(
かひとゝの
)
へ、
船
(
ふね
)
に
艤裝
(
ぎさう
)
して
橄欖島
(
かんらんたう
)
へ
到着
(
たうちやく
)
す
可
(
べ
)
き
筈
(
はづ
)
の二十五
日
(
にち
)
迄
(
まで
)
には、
最早
(
もはや
)
六日
(
むいか
)
を
餘
(
あま
)
すのみで。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
電燈
(
でんとう
)
の
光
(
ひかり
)
は
白晝
(
まひる
)
を
欺
(
あざむ
)
かんばかりなる
市街
(
しがい
)
に
上陸
(
じやうりく
)
して、
竊
(
ひそ
)
かに
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
より
委任
(
ゐにん
)
を
受
(
う
)
けたる、
電光艇
(
でんくわうてい
)
用
(
よう
)
の
秘密藥品
(
ひみつやくひん
)
を
買整
(
かひとゝの
)
へ、十二の
樽
(
たる
)
に
密封
(
みつぷう
)
して、
今
(
いま
)
は
特更
(
ことさら
)
に
船
(
ふね
)
を
艤裝
(
ぎさう
)
する
必要
(
ひつえう
)
もなく
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
氣球
(
きゝゆう
)
がいよ/\
大陸
(
たいりく
)
の
都邑
(
とゆう
)
に
降下
(
かうか
)
して
後
(
のち
)
、
秘密藥品
(
ひみつやくひん
)
の
買收
(
ばいしう
)
から、
竊
(
ひそ
)
かに
船
(
ふね
)
に
艤裝
(
ぎさう
)
して、
橄欖島
(
かんらんたう
)
へ
赴
(
おもむ
)
く
迄
(
まで
)
の
間
(
あひだ
)
の
駈引
(
かけひき
)
は
尋常
(
じんじやう
)
な
事
(
こと
)
で
無
(
な
)
い、
私
(
わたくし
)
は
早
(
はや
)
くも
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
の
心
(
こゝろ
)
を
讀
(
よ
)
み
得
(
え
)
たので、
自
(
みづか
)
ら
進
(
すゝ
)
み
出
(
で
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
艤
漢検1級
部首:⾈
19画
裝
部首:⾐
13画
“艤”で始まる語句
艤
艤装